大阪のThe DECK様で展示して頂いてる作品になります。
この度、アーススピーカータンノイ50W PAを大阪市堺筋本町にオープンした、The DECKのPAシステムに採用頂きました。
アーススピーカーを展示して頂けるのは、DMM.make様につづき2件目になりますが、
PAシステムとして採用して頂いたのは初めてです。ぜひTHE DECKに足を運んで試聴してみてください。
先日の「The DECKローンチングセレモニー」でも、たった10㎝ 50Wの口径にもかかわらず100名を超えるイベントで確り高音質のPAを実現できました。
エンクロージャ内部を流線形にしユニット部分のコーン裏も限りなく音の伝わりを阻害しない設計 を目指したのがアーススピーカーです。
アーススピーカーの原理
ダイナミックスピーカーを設計する上で最も重要なのは、裏音をどう処理するかです。
私は従来の四角いスピーカーに違和感を感じています。
なぜなら音は音速で進むのに、なぜ裏音(逆送)の音を四角い箱に閉じ込めるのかと?
音速と言えば飛行機やロケットを想像しますが、みんな流線形ですよね!
なぜか!それは当たり前の話で空気抵抗を少なくするためです。
四角い飛行機は飛ばない!と同じ当然音速で進む音を制御するスピーカーも四角いスピーカーは正しい音は出ない!
と私は考えます、従来の四角いエンクロージャは、振動板の反作用によって振動する。
また、内部で音が乱反射して定常波が発生するなど、これらは音質を悪化させるため、
補強材や隔壁で強度を確保し、フェルトなどの吸音材で定常波を吸収する理論だが、
完全に吸音することが出来ないためスピーカーごとに個性がとても強く出てしまいます。
そこで、正しい音を再生するために、エンクロージャ内部を流線形にしユニット部分のコーン裏も限りなく音の伝わりを阻害しない設計 を目指したのがアーススピーカーです。
従来型スピーカー
従来のスピーカーはボイスユニットのフレームやバッフル(エンクロージャ)に、
ボイスユニットの裏音が乱反射し表の音も裏音から再生される低音も音質が極度に損なわれます。